Intel「GHOST CANYON NUC」の概要
 米Intelは5日(現地時間)、7日より開催されるCES 2020にあわせた説明会を開催。このなかで、同社が展開する小型PC「NUC」シリーズとしてはじめてビデオカードを内蔵可能となる「GHOST CANYON NUC」を公開した。
 これまでのNUCは、手のひらサイズのコンパクトさが特徴だったが、目測で縦横が20cm四方、厚みが10cm程度にまで大型化することで、NUCとしてはじめて単体ビデオカードを内蔵可能となった。ただし、これまでのNUCの電源はACアダプタとなっており、別途設置スペースを要していたが、新NUCでは電源を内蔵している。
 ドーターボードを使いマザーボードの上部の空間にビデオカードを搭載させるかたちとなっており、2スロット厚のビデオカードも装着できるが、先述のとおり奥行きが限られているため、このNUCに対応したビデオカード限られる。
 CPUには、第9世代のHシリーズを採用。NUCとしてはじめて、倍率アンロックのCore i9も搭載可能となっている。
 今回は、いわゆる「チラ見せ」としての紹介に留まっており、近く、詳細が公開されるものと見込まれる。
本体前面。USBとSDカードスロットがある
側面はメッシュ仕様。ブロワー型ファンを採用していることがわかる
本体背面。マザーボード上にビデオカードを載せるかたちとなる
電源ユニットは内蔵

関連リンク Intelのホームページ

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投稿者 Babaske

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