S2718D
デル株式会社は、27型「S2718H」、「S2718D」、23.8型「S2418H」、23型「S2318H」、21.5型「S2218H」の液晶ディスレイ5製品を発表した。
S2718D
27型のS2718Dは、表示解像度WQHD(2,560×1,440ドット)の液晶ディスプレイ。発売は4月7日予定で、税別直販価格は75,800円。
1月の「CES 2017」にて披露された(Dell、HDR対応の27型WQHDディスプレイ「S2718D」)製品で、HDR (High Dynamic Range)表示に対応するのが最大の特徴。なお、HDR入力は「Dell HDR」と称する規格に準拠し、TV向け規格とは異なるとしており、「HDR10」には非対応と見られる。
液晶パネルは光沢IPSパネルで、sRGBカバー率99%を謳う。入力インターフェイスにはUSB Type-Cも用意し、電源供給と映像出力を1本のケーブルで行なうことが可能。HDRとの併用はできないが、AMD FreeSyncにも対応する。
本体デザインはベゼルレス設計で、スタンド部にインターフェイスを配置することで、パネル部の厚みを薄型化している。フリッカーフリー、ブルーライト低減機能「ComfortView」などを備える。
そのほかの主な仕様は、表示色数1,670万色、応答速度が8ms(中間色6ms)、コントラスト比が1,000:1(最大800万:1)、最大輝度が300cd/平方m、視野角は上下/左右ともに178度。
入力インターフェイスは、HDMI 2.0(HDCP 2.2)、USB 3.1 Type-C(DisplayPort 1.2互換/45W給電)で、USB3.0×2のHub機能、音声ラインアウトを備える。
VESAマウントには非対応で、本体サイズは612.14×180.34×452.12mm(幅×奥行き×高さ)。
スタンド部にインターフェイスを配置したことでパネル部を薄型化
S2718H/S2418H/S2318H/S2218H
27型のS2718H、23.8型のS2418H、23型のS2318H、21.5型のS2218Hは、フルHD(1,920×1,080ドット)表示対応の液晶ディスプレイ。発売は3月24日で、税別直販価格はそれぞれ37,800円、25,800円、20,800円、16,800円。
全てIPSパネルを搭載し、どの角度から見ても鮮やかな色彩を実現しているとする。またベゼルレス設計により、周囲に溶け込むデザインを謳う。またComfortviewを備える。
S2718H/S2418Hの2製品は、AMD FreeSyncをサポートしゲーミングにも対応するほか、Waves Maxx Audioによる前面投射型6W+6Wスピーカーを備え、没入感のあるサウンドを実現。直販専用モデルとして、スピーカーを省き価格を抑えた「S2718HN」、「S2418H」も用意されており、税別直販価格はそれぞれ35,800円、23,800円。
なお、S2318H/S2218Hについても、3W+3Wのスピーカーを備える。
主な製品仕様は以下の通り。